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初心者投資家向け!株式投資指標「ROE」の基礎

投資

初心者投資家の皆さんにとって重要な指標である「ROE(Return on Equity)」について解説します。

ROEは企業の収益性を測る指標の一つで、株式投資を行う上で非常に役立ちます。

ROEの基本、計算方法、なぜROEが重要なのかを3つのポイントをお伝えいたします。

ROEとは?

ROE(Return on Equity)とは、「自己資本利益率」とも呼ばれています。

企業が株主から預かった資本をどれだけ効率的に利益に変えられるかを示す指標になります。

ROE値が高いと、企業が株主の資金を有効に使って高い収益を上げている証拠になります。

ROEの計算方法

ROE = ( 当期純利益​ ÷ 自己資本 ) × 100

当期純利益:会社が1年間の営業活動で株主全体にもたらした利益

自己資本:資産-負債=純資産(自己資本)

例)当期純利益400,000円、自己資本2,000,000円の場合
400,000÷2,000,000円×100=20%となります。

ROEの目安は、10%前後となります。

例の場合だと、目安よりも2倍良い超優良企業になりますね。

ROEが重要な理由3選

収益性の高さが分かる

企業が自己資本に対してどれだけ利益を生み出せるかを示しています。

同業他社との比較が容易になり、より収益性の高い企業を見つけることができます。

経営効率の評価が出来る

自己資本に対する利益の割合が高い企業は、資本を効率的に運用していると評価できます。

企業がリソースを有効に活用していると判断できます。

投資判断の指標になる

ROEが高いと、企業が安定して利益を出し続けていると判断できます。

持続的に高いROEを維持している企業を選ぶことで、長期的なリターンを得る確率が高いです。

まとめ

ROEを使って企業の収益性と効率性を評価することで、長期的なリターンを得れる判断が可能になります。ただし、ROEだけに依存せず、他の財務指標と組み合わせることで詳細な企業分析が行えます。

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